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東京の空。

2011.09.07

NYからロンドン、ベトナムと撮影に行って東京に戻りました。

久しぶりの東京の空はなんだかドラマチックです。

 

まだ日時は決まっていませんがGallery 21で 「東京画」というグループ展に参加させて頂く事になりました。100人の写真家が向き合った東京です。

公式HPはこちらです。

http://www.tokyo-ga.org/

Across the USA

2011.07.26

長年の夢が叶って先日アメリカを横断して来ました。横断となると3週間くらいかけて行く人が多いみたいですが、そんなに時間の余裕がなく2週間で駆け抜けるように撮影しました。初めは2週間では楽しめないのではないかと思っていたのですが、行ってみると確かに移動が多く忙しいのですが、十分楽しめました。

マングローブの生い茂る景色から針葉樹になり、いつの間にか木が低くなって地面が赤茶色に変わりサボテンが生え、またヤシの木やブーゲンビリアが見えて来る。旅の途中で偶然会った人達、ホピのおばさんの教えてくれた事。飛行機でひとっ飛びしてしまったう旅ではなく、地面を這う様に移動して、その空気の変化を肌で感じれる旅が出来てよかったです。そしてそんな旅も今回はひとりではなく4人も仲間がいたからこそ出来たもの。大西洋を出発し太平洋が見えた時の感動。きっと何年経っても残るものです。

書きたい事が沢山ありますが、9月創刊の「BIRD」に載せるので今はここまで。

あの暑くて何にもなくてただっ広い大地が恋しいですが、これから暫くは暗室作業です。

 

私のアパートの近所はジューイッシュエリア。つまり敬虔なユダヤ教徒の人達が住んでいエリアです。一本道を入るとここはNYか?と思う景色です。女性は真っ黒いコートに黒い帽子に黒い靴、おまけに結婚すると髪の毛を剃ってカツラにするので、よく見ると同じ髪の色、同じ髪型の人が沢山います。男性も黒いシルクハットにボウズなんだけど、モミアゲだけ伸ばして綺麗に立て巻きカールにしています。白いフリンジがついたシャツに黒いロングコート。雨の日は傘をささずにシルクハットにスーパーのビニール袋を被っている人がいるのが気になります。近所の帽子屋さんは黒い帽子しか置いてなくて、昔友達の友達がオシャレで彼らのシルクハットをかぶっていたら酷く怒られたそうです。むしろお店に入っても売ってくれません。彼らの商店に女性が薄着で入ると追い出される事もあるそうです。
子供達も同じ格好に同じ髪型で、近所を走り回っていてそれはすごく可愛いです。スクールバスから覗く顔もみんな同じ髪型。

金曜の夜になるとサイレンが鳴ってその後週末は仕事をしてはいけないらしく、仕事ではないと思うのですが、ドアを開けることも電気のスイッチを押す事も電車に乗る事も出来ないそうです。
面白い話を聞きました。友達が外を歩いていたら知らないジューイッシュの女性が「お茶していきませんか?」と家から顔を出して誘ってきたそうです。ジューイッシュの人が他の宗教の人に声をかけるなんてとても珍しく、何かと思ったら、電気のスイッチを指差してたそうです。何かの拍子でスイッチを触ってしまい、スイッチを触る事も付けてくださいと言う事もできず、お茶を誘う振りしてスイッチを押してもらったそうです。このNYで週末ドア空けっ放してるのも大丈夫なんだろうか?変ってる…。
彼らの独自の無料の送迎バスとかも出てます。
彼らを敵視している人も沢山いますが、害はないし、少し変ってるけど、揃いの服を来て街を闊歩している姿はとても綺麗と思います。
写真を撮ったらこっぴどく怒られる事は間違いないのですが、いつか写真を撮りたいなと思いつつ彼らの服装と行動に見とれています。

NYに戻って来たら、ビンラディンが殺されたと聞きました。
タイムズスクエアではそれを祝うお祭り騒ぎだったそうですが、
人を殺して喜んでいるのも、なんだか変な気がしました。
NYから一番近い原発がテロの標的になったらどうするんだと、原発の廃止を訴える運動が起きているとニュースでは流れています。
遠い問題だと思っていたアフリカのも紛争もそんな国から来ているクラスメイトがいて急に身近に感じたり、とにかく世界中の問題を最近一気に見ている気がします。

東京 春 2011

2011.05.03

お花見には間に合いませんでしたが、
今年も東京で桜が見れてなんだかほっとしました。
友達たちにいつも通り会えて安心しました。
やっぱり東京が好きだなって思いました。
だから本当に心から安心して生活できる日が早く来ることを祈っています。
そして次の桜の季節が今から待ち遠しいです。

Pillow Fight!

2011.04.22

3月の週末マンハッタンを散歩していたら空から沢山の羽が舞い降りてきました。
なんだろう?と思いそのまま数ブロック進むとそこでは”International Pillow Fight”というイベントが開かれていました。
つまりは”国際枕投げ大会”。
みんな自分の枕を持参して、子供から大人まで中の羽が飛び散るまで戦っていました。
笑顔のあふれる戦い。
世界中こんな平和な戦いばかりだといいですね。

NYにてチャリティー展覧会に出品します。
NYにいる方は是非見に行って下さい。

WE ARE ONE
Japan Earthquake and Nuclear Crisis Relief Exhibition
http://nycweareone.org/
Date: APRIL 11, 2011, Monday 2-9PM
Doors open at 2PM
Sales and Reception at 5-9 PM
Artist Talk “Dialogue with Mariko Mori and Ingo Günther” moderated
by Reiko Tomii at 6-7:30PM
Location: Gallery 61, New York Institute of Technology, 16 West 61st. 11th
Floor, New York, NY 10023 (entrance on 61st Street)

3 月11 日2011 年に起きた一連の悲劇は、日本に壊滅的打撃を与えました。今
なお多くの人々が核の恐怖におびえながら、食物、水の不足に苦しみ、また身内
の消息不明などの不安を抱えながら、心の平静を取り戻せずにいます。
30 万人を越えるとも言われる避難者は今、十分な食事や水のない中で、放射能
レベルが上昇する危険にさらされています。
“WE ARE ONE”は、ニューヨークを活動の拠点とする、日本人アーティストを
フィーチャーしたチャリティー展覧会と言う形で、少しでも被災者方達の助けに
なろうと企画されました。その結果、多くのアーティストから賛同を得、100
名以上のアーティストが参加する一大展覧会となりました。展示作品は$200
以下で販売し、本展の収益はすべて、Japan Society の“Japan Earthquake Relief
Fund”を通じ、支援先に送られます。
会場となるのもまた、この展覧会の主旨に賛同し、暖かく支援を申し出て頂いた、
ニューヨーク工科大学11階にあるギャラリー61です。
当日はアーティスト、森万里子、インゴ・ギュンター両氏を迎え、美術史家、富
井玲子氏司会によるスペシャルトークを開催致します。
また、様々なアーティストによるパフォーマンスも予定されています。
また、会場には被災者支援キャンペーン“Love Art & Help Japan”の募金箱も設
置致します。こちらも併せてご協力下さい。
是非とも多くの皆様にご来場、ご協力を頂ければ幸いです。
注:作品購入の際は、キャッシュ、チェックのみでのお支払いになります。クレ
ジットカードでのお支払いはできません。

On March 11, 2011, just one month ago, a catastrophic sequence of natural
disasters and unforeseen events rocked the nation of Japan. The death toll is
still climbing, with over 10,000 people who lost their lives, and almost 20,000
people reported missing. Over 300,000 people lost their homes and are now
living without adequate food and water. Millions of people are living with anxiety
and fear of being exposed to the dangers of raising radioactive levels. And their
struggles are far from over.
WE ARE ONE features artworks donated by Japanese artists living in New York
to support the people in Japan. Our mission is to raise money to help with the
relief efforts of the Japan Earthquake and Nuclear Crisis, and spread awareness
of what has happened, and what we can do among the international community.
We have art donations from approximately 100 professional Japanese artists
living in New York, in painting, drawing, mixed media, prints, and photography.
All donated artworks will be sold at a reasonable price of 100-200$. 100% of the
proceeds will go to the Japan Societyʼs “Japan Earthquake Relief Fund”.
From 6-7:30 PM, we will host a special artist talk by internationally renowned
contemporary artists, Mariko Mori and Ingo Günther, moderated by art historian
Reiko Tomii.
There will also be live performances by Japanese artists during the exhibition.
The New York Institute of Technology has generously donated Gallery 61 in
Manhattan to use for our cause.
“Love Art & Help Japan” donation box will also be available during the exhibition.
We sincerely hope you will support us and come to WE ARE ONE.
Only cash and checks drawn from US banks can be accepted.

Participating Artists:
Yoshie Abe, Gen Aihara, On Megumi Akiyoshi, Miya Ando, Shinko Araki, Michael
Cavayero, Emogayu, Mark Taibo Ferguson, Tomoko Fujiki, Aya Fujioka, Max
Fujishima, Ayakoh Furukawa, Takuji Hamanaka, Reiko Hamano, Midori Harima,
Natsuko Hattori, Niizeki Hiromi, Nobuko Hori, Chika Iijima, Yo Imae, Yojiro
Imasaka, Yuka Imata, Junichiro Ishida, Gentaro Ishizuka, Akihiro Ito, Kotatsu
Iwata, Aya Kakeda, Yu Kanbayashi, Kohey Kanno, Maki Kaoru, Miki Katagiri,
Tamiko Kawata, Maho Kino, Yoko Kimura, Kenjiro Kitade, Sonomi Kobayashi,
Miwa Koizumi, Yasutaka Kojima, Kenji Kojima, Akino Kondoh, Keiko Koshimitsu,
Ryosuke Kumakura, Nao Matsumoto, Hiro Kurata, Hiromitsu Kuroo, Yuliya
Lanina, Kunihiko Maehara, Tokoha Matsuda, Akiko Matsuo, Tomokazu
Matsuyama, Makiko Miyamoto, Junko Miyakoshi, Kaeko Mizukoshi, Eri Morita,
Michiko Nagai, Miki Nagano, Hiroyuki Nakamura, Manami Nakano, Hitoshi
Nakazato, Natsu, Toshiko Nishikawa, Takayoshi Nonaka, Mariko Numaguchi,
Yuko Oda, Chie Ogura, Hiromi Oikawa, Satoshi Okada, Minako Ota, Hiroki
Otsuka, Shigeru Oyatani, Katsuhiro Saiki, Kiyomitsu Saito, Mayumi Sarai,
Atsushi Sasaki, Yoshida Shigeki, Yuri Shimojo, Shino Soma, Chizuco Sophia,
Tony Spigna, Kumiko Suda, Go Sugimoto, Hiroshi Sunairi, Mariko Suzuki, Yuko
Suzuki, Hiroshi Tachibana, Yoshiaki Takao, Motohiro Takeda, Kyoko Takei,
Fumiha Tanaka, Kazumi Tanaka, Maria Tanikawa, Toru Tokashiki, Saori Tao,
Momoyo Torimitsu, Yuko Ueda, Yoshie Uchida, Nagisa Wada, Takanori
Watanabe, Akiko Yamamoto, Junko Yoda, Toshihisa Yoda, Yoichiro Yoda,
Tsukasa Yokozawa, Shigeki Yoshida, Rodney Zagury
Organizers:
Yuko Oda-Visual Artist/Assistant Professor, New York Institute of Technology
Mayumi Hayashi-Independent Curator, Project Coordinator, mhstudio
Mariko Tanaka- Independent Curator
Yuka Yokoyama-Director and Co-Founder, Marginal Utility
Kosuke Fujitaka-Director, NY Artbeat
Sayaka Ashidate- Art coordinator
Yayoi Sakurai -Project Coordinator

3月11日友達からのメールでまだ朝日が昇る前に目が覚めました。
「家族に電話した方がいいよ」
何の事だろうと思ってパソコンを開いたら日本が大変な事態になっていました。
あまりにも悲惨な映像にまだ夢でもみているみたいでした。
それから毎日ニュースばかり見ていました。
NYの平和な日常とニュースに流れる映像とのギャップに只呆然としていました。

旅行中にメールアドレスを交換しただけの何人もの外国人の人からも安否を心配するメールをもらいました。
きっとみんな日本の映像を見て心配でたまらなくて、その気持ちを伝えたかったんだと思います。その中で知っている日本人が私しかいなかったのでしょう。世界中の人が日本を見守っているんだと思いました。

あれから2週間も経ってしまいました。

仕事の依頼がきたら来月は東京に帰ろう、そう思っていたら
友達から””水道水が危ないから出来るなら今帰らない方がいいという連絡をもらいました。
とても帰るのが不安になりました。
そして他の人からは”東京は大丈夫だからみんな頑張っているから日本人なら一度帰って来た方がいい”と言われました。
NYで会って話した多くの日本人は”大丈夫ってみんな言うけど、早くみんな安全な場所に逃げて欲しい”と言っていました。
アメリカ人の友達は”なんで車で南に逃げないんだ?!”と言っていました。
とにかくいろんな意見やニュースで混乱していました。
そんな中、週末に路上での募金活動に参加してきました。
どこかで参加できる活動はないか探していたところ、専門学校の同級生が募金活動をしているというのを偶然見つけ久し振りに再会した友達と一緒に活動できてなんだか気持ちが落ち着きました。
当時の私たちのクラスメイトも被災している子がいます。
みんなそれぞれの場所で頑張っています。
募金活動をしていてなんだか道行く人から元気を別けてもらって、4月は日本に一時帰国することにしました。
帰国直前にはこちらのキュレーターの方に誘って頂いて、NY在住のアーティストによるチャリティーの作品展示販売にも参加する予定です。

被災地の復興と、早く原発の問題が治まって日本でみんなが安全に平和に暮らせる事を祈っています。

今は早く東京に帰ってみんなに会いたいと思います。

NYで貸し暗室を探し始めました。
ひとつ目の暗室はデジタルのスタッフしか常時いなくて、
何を聞いてもあんまり解らない様子。暗室には誰もいませんでした。
その後見に行った暗室は、数年前までは2フロアにわたって14部屋あった暗室が今は1フロア
4部屋になってしまったと言ってました。アナログのカメラで街で写真撮っていると何のカメラ?
と言われ、カメラ屋のおじさんにはそれコレクターズのカメラだよ〜とか言われたりします。
写真展に行くと殆どがデジタルプリント。私は印画紙が好きなので、寂しいです。
暗室のお兄さん、カメラ屋のおじさんとは意気投合。
語学学校では話題が合う人がいませんが、外では趣味が合えば話も通じるので、
やっぱり写真の話が出来る人大切です。そしてやっぱり自分は写真が好きなんだなって実感します。
先日NYで撮り始めた写真のネガが上がってきました。
これからプリントが楽しみです。