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2016.06.30

5月のJAL

2009.05.04

5月のJALの機内誌の表紙と巻頭を撮っています。

去年小林聡美さんと一緒に行ったハワイ島で,

文章は小林さんが書いていて、とてもいいです!

JALに乗ったら読んでみて下さい。

そして自分の写真が飛行機の座席のポケットに並んでいるのを見たい為に、

どこかにJALに乗って行けないかと考え中。5月中に乗らないと!

友達の盛岡での結婚式とか?

飛行機じゃ遠回りかな…

でも飛行機乗りたい。

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4月はまたチェンマイに行って来ました。

チェンマイ病です。

LOVE チェンマイ!

チェンマイに着いても旅行者の気分ではなく、

”ただいま”な気分。

空港に着いても、道の名前を告げ、いつもの道を帰り、

感動ではなく、いつものチェンマイに帰って来たという安心感ばかりでした。

今回タイは旧正月で、一番暑い時期。

このお正月休みに国全体でソンクラーンという水掛け祭りが行われます。

一度行ってみたかったお祭りでした。

無礼講で水を掛けまくるお祭りです。

しかも3日間のはずのお祭りをチェンマイだけは、

なぜか2日フライングで行われます。

国で一番盛り上がる街なのです。

容赦なく水を掛けられるので、

今回カメラは昔もらったLomoの水中カメラfrogeye。

頭からバケツで掛けられるは、ハッセルは心配すぎる。

なんたって、乗り合いバスに乗っていても、水は掛けられます。

バイクで二人乗りや三人乗りしてても、みんな掛けられます。

濡れずに外に出るのは不可能。

午前中涼しい時間と暗くなってからは掛けないというモラルがあるのですが、

フライングしている子どもや、酔っぱらいはさけられません。

みんな飲みながらお祭りを楽しむので、死者が何百人も出ます。

(酔っぱらい運転や、川やお掘りに飛び込んだりとかでですが。)

ホースにバケツに水鉄砲になんでもありです。ホースはなかなか逃げられないので、反則だと叫びたくなりますが、

「コップンカ~」(ありがとう)

「サワディーピーマイ」(あけましておめでとう)

と答えるしかありません。

無礼講なので怒れません。

氷水も用意されています。悲鳴があがるのが楽しいからです。

消防車がと給水車が水をまきながら走っていったのには驚かされました。

そして大量に蒔いた水は夕方には蒸発して雨を降らすと言われているらしいです。

前回来た時は一ヶ月一度も雨が降らなかったのに、

今回は夕立が降るので、本当かもな(季節も関係ありますが)と

雨雲を見ながら思います。

雨ってそうか、水が蒸発してできるのね。当たり前の事に感心。

排水が間に合わず、洪水の様に道路に溜まった水を見ると、水、使い過ぎじゃ…とも思いますが…

そんなこんなで数日間思う存分水をかぶり、かけ、お正月なのでお寺にお参りに行きまくり、

数年分の徳を積んで来ました。

今年もいい年になります様に。

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気分はチェンマイすぎて、

チェンマイに行く前に何の仕事してたか忘れてました。

一月旅立つ直前に静岡でレモン撮ってました。

その写真が載った雑誌が発売されました。

ポプラ社から出ている、「旬がまるごと」という雑誌の

「レモン」号です。

巻頭でレモンのグラビアとってます。

「レモン×田尾沙織」

一生ないだろうタイトルです。

創刊号の時に、何年も会っていない友達から

「”キャベツ”っていう雑誌つくるんだけど、写真とってくれない?」

という不思議な連絡をもらたけど、スケジュールが合わず、

その後何度もスケジュール合わず、

ようやく撮れましたレモンです。

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タイ人のスタッフはみんな明るくて、

彼らがいたから、楽しい現場になったと思います。

そんな明るいタイ人ですが、

少し変っていることがあります。

その1「すんごい恐がり(お化けを信じている)」

タイ人制作部男子4名(F4と呼ばれていた)が、

機材の見張りで現場のコテージに泊まり込みをしなくてはいけなく、

周りに何もない場所なので、

二人づつ交代で街とコテージに泊まればいいのに、

怖いからと、二人部屋に四人で泊まり、

寂しいからと、鳥まで飼いはじめた。

そして、ある日、そのうち三人が外出して留守番の一人にふざけて、

「帰りが遅くなる」

と電話したところ、

「見捨てないでくれ!!!」

と、叫んだらしい。(夜は暗いけど、決してそんな怖い場所ではないのに)

そんな彼らの怖がるお化けを絵に書くと、

”内蔵を口から出している生首を持っている女の人”

だそう。

そりゃ、こわい。

その2 「クーラーを止めると息ができない。」

クーラーから酸素が送り込まれていると思っているので、

車の中でも部屋でも、窓を開けずにクーラーを切ってしまうと、

息が出来なくて大変なことになってしまう。

ので、外がどんなに寒い早朝でも、

車の中はウインドブレーカーやダウンを着ながら、

クーラーかけてました。

寒いし、エコじゃないけど、息ができないならしかたない。

タイには5回目だった私ですが、

食事はチェンマイが一番美味しかったです。

北部料理は普通のタイ料理とは違ったりして、

見た事食べた事のない野菜もたくさん!

変なおやつもたくさん!

撮影中は、バンコクからケータリングのスタッフが来てくれて、

毎日美味しい食事を頂けました。

朝からガッツリなケータリング。

アヒルのゆで卵と高菜みたいなのと腸詰め入りのおかゆ。

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朝は必ず揚げパンが出ました。

練乳につけて食べます。お腹一杯でもこれは食べるのが習慣でした。

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これもケータリング。

ゴーヤのツルの炒め物。いろんな葉っぱを食べます。

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デザートはカラフルです。でもベースはいつもココナッツミルク味。

氷をかけて冷やして食べます。この日は食パンも入ってました。

味は…

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ロケの時はその土地の神様にも同じご飯をお供えです。

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ここからは街で食べてたもの。

これはたぶんチェンマイで一番おいしいカオマンガイ(鳥ご飯)

ジンジャーライスに鳥をのせ、ショウガ入りの甘辛いタレ をかけて食べます。

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チェンマイの料理カオソーイ(カレーラーメン)

ピクルスみたいな野菜と生のエシャロットを入れて、

ライムを搾って食べます。

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北部料理のソーセージ。焼いている見た目はすごい迫力だけど、

ハーブ入りが沢山入っていて辛くて美味しい。

食べやすいサイズに切って量り売りしてくれました。

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こちらは、餅米とか春雨入りのソーセージ。

おいしい!!レモングラスやショウガが入っているのもあり。

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竹の中にココナッツミルクで甘く味付けした餅米入りのおやつ。

バナナみたいに剥いて食べます。お米を使ったおやつ多いです。

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焼き魚の売り方、なんか変。

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たこ焼きの様なおやつもあります。

ココナッツミルク味です。甘いけど、ネギが入っていたり不思議。

でもアツアツは美味しい。

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移動式のアイスクリーム屋さんのアイスは、

アイスをパンに挟んで餅米も入れるのがタイ式。

高カロリーです。

撮影に出くわしたアイス屋さんはウハウハだったと思います。

一気に40個は売れるので…

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サンデーマーケットのアイス屋さんは、

タロイモやミルクティーなどいろんな味が 楽しめます。

たれてこない様に紙コップみたいなのを付けてくれます。

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フォーシーズンズのランチで、バナナの花のサラダ。

味も見た目も繊細です。

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そして一番多く行ったお店は、ミャンマー料理屋。

近かったのと、タイ料理の味の濃さがつらくなった時に、

少し薄味のミャンマー料理へ。水草の酸っぱいサラダや、

豆のスープ、タマリンドウの葉のサラダなど。

食べて飲んでも一人300円くらい。 屋台並みに安さ。

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もうタイ料理が恋しいです。

アロイマ~(おいしい。)

コップンカ~(ありがとう。)

明日はスタッフとタイ料理食べに行きます。

チェンマイから帰国しました。

まだ東京に馴染めません。

全然社会復帰できない。

どうしよう。

寒いし…

チェンマイすごく楽しかったです。

帰りたい。

会社とか通っていない私は、毎日同じ人に会うとか普段ないので、

毎日同じスタッフに会えたり、

目標に向かって大勢で協力して造るっていいなとか思ったり。

旅行とか雑誌の撮影よりも圧倒的に大人数なので、

撮影後も近所でスタッフに偶然会ったりとか、

携帯で連絡し合ってご飯食べに行ったり、

そして次の日はまた現場に行く。

本当に暮らしているようでした。

言葉は通じなくても、タイのスタッフとも仲良くなり、

あるスタッフとは

タイスタッフ「ARIGATO,OISHII」

私「コップンカ~、アロイマ~」(ありがと、おいしい)

だけで全ての会話を成り立たせていた気がする。

それでも、みんな”寂しいね”とメールをくれます。

ああ、チェンマイが恋しい。

*”こんにちは”はタイ語で”サワディーカー”、

チェンマイの方言では” サワディーチャオ”

チェンマイでこう言うと、評判よかったです

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タイの制作スタッフのノート。

よみがあまいって…

一月の後半からタイのチェンマイで、小林聡美さん、もたいまさこさん、

加瀬亮さん、伽奈さん出演のプール」という映画のスチールで来ています。

長いと思っていたのに、気がつけばもう3週間が経ち、

撮影も佳境です。

本編がどう編集されるのか、ポスターはどうなるのか、楽しみです。

 

2009.01.05

NYで、またいい人たちに出会えた。

Williamsburgのスタジオに滞在していたのが良かったと思う。

隣の部屋のACCで来ているフィリピン人のパフォーマンスアーティストmideo。

向かいの部屋のロスから来た売れっ子ペインターのKelly.

斜め向かいの情熱的なイタリア人フォトグラファーandrea

(彼の作品は本屋に行くと、いくつものアート雑誌の表紙になっていた。)

Andrea の彼女のRaffy はミラノでギャラリーのマネージャーをしている。

なぜか彼女とは会ってすぐに一番の仲良しに。

みんなで食事を持ち寄ったり、

一杯飲んだり。

Raffyの地元ではロバを食べるとか、

Kellyは和食のアンキモが好きだとか。

Andreaはアメリカで食べたものの中でモチが一番おいしいとか。

そしてMideoは鳥の足や心臓の料理を作ってくれる。

とっても料理がうまい!

たいていみんなで集まれば食べ物の話ばかりしている。

でも作品を見たいって言うと、私の為だけにでもプレゼンテーションをしてくれる。

作品について、一対一で話が聞ける時間はとても充実した時間だった。

NYに行ってよかった。

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一度来てみたかった、

コニーアイランド。

ホイットニー美術館 Whitney Museum of American Art

William Eggleston の展示を見てから

気分はEggleston。

学生の時、初めてEgglestonの写真を見て、

先生に「この色はどうしたらでるの?」

と聞きに行ったことを久しぶりに思い出した。

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