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数日前の夜、久しぶりに会った友達とご飯をしてのタクシーでの帰り道、ちょっと不思議なことがおきました。恵比寿駅前で信号待ちをしていると、横にロバが!?ぬいぐるみかと思ったら、本物のロバが!こんな東京大都会で花を担いで売っていました。最近恵比寿の駅前はリヤカーで果物や野菜を売っている外国人の人がいたり、どこで、仕入れてるんだろう?新しい商売だな~と思って見守っています

そういえば、中国のウイグル自治区では今もロバ車が沢山走っていました。排気ガスも出さないし、燃料も草と水だし、エコな乗り物ですよね。でも、大きい街の中心部では車が増えてきているので、ロバ車は交通の邪魔になるので入れなく規制され始めたそうです。ロバ車が走るあの風景がなくならないといいなと願っています。

タクシーの中では友達たちと私のナイロビ行く話をしていたら運転手さんがいきなり、

「私もナイロビに3ヶ月居た事があるんですよ~、いや、30年前の話ですけどね。」

なんて言い始めて、なにそれ!と話を聞くと、

「30年前にナイロビだけじゃなく何年も旅していて、今で言うバックパッカーって言うんですかね、当時はヒッチハイカーとか言っていたんですが、ま、ヒッピーだったんですよ。当時ナイロビはもう大都市でビルが沢山建っていて、日本料理屋も一軒あってね、そこで食べるトンカツは日本のとなんら変らなかったですよ。イギリス人だらけで、黒人はみんな街の外に住んでいたんですよ。なぜだか他の国で知り合った人とは連絡が途絶えても、ナイロビで知り合った二人だけ30年経った今でも友達なんですよ。」

とか話してくれました。30年前って本当のヒッピーだ!いいな、30年前の世界ってもっとフォトジェニックだったんだろうなと、話を聞きながら想像してました。

楽しい話をありがとう。そしてロバさんもありがとう見れただけでなんだか心躍りました。不思議な帰り道でした。

091213