私は日本でも海外でも骨董市に行くと古い写真をついつい買ってしまいます。
なにげない家族のスナップだったり、集合写真だったり。
民族衣装を着ていたり、戦争の写真だったり。
プロが撮ってなくても、すごくいい写真が沢山あります。
今回ブルガリアとウイーンでも何枚か買いました。
その一枚、ウイーンの温室の写真。
これを見つける前日、私は一人でこの温室の前の同じ位置のベンチに
座っていました。そして見つけた同じ場所で同じ位置から知らない誰かが
何十年も前に撮った写真。
不思議ですね。
オペラ座の中で
「何年後、何十年後に戻って来ても、ウイーンはほとんど変わらないって
約束するよ。だから今回見れなかった美術館があっても安心していいよ、
次回見れるから。」
と私に友達が言ってくれました。
確かに美術館で昔の街を描いた絵を見ても、中心部はたいして変っていません。
ヨーロッパは古い建物が残っていて羨ましい。
それにしてもこの写真よく見ると、植木の刈り込み方も同じ。