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2月はフィジーとタイに行ってバタバタだった。
フィジーは2度目。
4年も経っていて、前に出会った人達を探しても見つからなくて残念だった。
一番仲良かったファミリーの男の子はイギリスのアーミーに志願しているという噂を聞いた。
”おじいちゃんは兵隊だったか?”
と私に聞いて
”こわい”
と答えた彼。
とてもピースフルでまじめで海外に憧れていた彼が、
フィジーから出るにはそういう手段しかなかったのかもしれない。
少し寂しい。
でもフィジーの空気はおかえりと言っているようで、
どこの国よりも帰ってきた!
という気がしてわくわくした。

タイではギャグの様だけど、昔から気になっていたKho Tao (タオ島)に行った。
とても小さい島で、なぜだか集まってくる人みんなが優しい気がした。
島が優しくしてくれるのかもしれない。
昼間から酔っぱらっている駄目なかんじのイタリアーノのおじさんまで、
島の問題児ではあるんだけど、
それはそれで好い奴だったりして。

私は自分の名前を誇らしく答える。
私の島みたいでしょ?という気持ちを込めて(?)
「I’m TAO!」
そのTAOという意味はウミガメという意味だと言う事を教えてもらった。
ウミガメの島。タオ島。
でも最近海に潜って思う事は、どこの海も珊瑚が死んできていること。
タオ島も、フィジーも、西表も、魚はいっぱいいるけど、
珊瑚の色が茶色かったり白かったり。
ツバルの無人島で泳いだとき、砂浜の先に広がるのは一面真っ青な枝珊瑚だった。
そんな海に次はいつ会えるんだろうと思う。

写真とかって自然には優しくないけど、
その代わりに何か少しでも変えたいと思い、
さっそく洗剤を生分解される物に買い替えました。

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